ブルームとは、胡瓜の表面につく白い粉状のもの。葡萄の表面などにもよく見かけますが、水分の蒸発を防いでくれるのです。胡瓜はもともと、すべてブルームつきでしたが、品種改良中にブルームレス胡瓜ができてからは、見栄えや、栽培のしやすから、ほとんどすべてがブルームレス胡瓜となってしまいました。しかし、胡瓜の爽やかな香りや歯ごたえ、水分を含んだそのみずみずしさ、漬物にしたときの皮と果肉の一体感など、胡瓜本来のおいしさを感じていただきたくて、私たちは時間と手間をかけて、ずっとブルーム胡瓜をつくっています。
海老原ファームでは100種類以上の野菜を育てています。皆様がよくご存知の野菜もあれば「これ何?」という珍しい野菜もあります。それぞれの野菜の情報を我々がわかる範囲でご紹介いたしますので、料理のヒントなどにしていただければ幸いです。野菜の下にある「採れ時」はあくまでも例年通りの場合であり、その年の気候によって変動があることをご了解ください。
ブルームとは、胡瓜の表面につく白い粉状のもの。葡萄の表面などにもよく見かけますが、水分の蒸発を防いでくれるのです。胡瓜はもともと、すべてブルームつきでしたが、品種改良中にブルームレス胡瓜ができてからは、見栄えや、栽培のしやすから、ほとんどすべてがブルームレス胡瓜となってしまいました。しかし、胡瓜の爽やかな香りや歯ごたえ、水分を含んだそのみずみずしさ、漬物にしたときの皮と果肉の一体感など、胡瓜本来のおいしさを感じていただきたくて、私たちは時間と手間をかけて、ずっとブルーム胡瓜をつくっています。
ゴマのような風味と、爽やかな辛みが特徴。サラダのアクセントに最適です。ローマ時代より栽培されており、大規模生産となったのは1990年代から。古くて新しいハーブです。サラダにふさわしい、フリンジーグリーンやフリンジーレッド、グリーンオークやレッドオークなどの葉物野菜も様々育てています。おいしい葉物を数種類組み合わせると、食感や味わいの違いが出て、サラダがメインディッシュとなります。
爽やかな辛さ、コクのある旨みが特徴です。水菜に似た姿で赤紫色をしているので、赤からし水菜とも呼ばれています。風味や色合いを活かして、サラダや鍋物にもよく合います。加熱すると鮮やかな緑色になるのも一興。
平安、室町時代から京都周辺で栽培されていたので、京菜とも呼ばれていました。鍋物、サラダ、浅漬けと様々な味わいが愉しめる水菜。しゃきしゃきとした歯ごたえ、染み出る旨み、水分。みずみずしいおいしさを愉しんでください。
日本で一番ポピュラーな中国野菜です。日本に入ったのは、戦後間もなくの頃。くせがなく、肉や魚介など、様々な素材とも合わせやすいのが特徴。歯ごたえの良さを愉しんでいただきたいので、加熱しすぎないのがコツです。